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Google Maps

Last-modified: 2014-07-29 (火) 13:38:56 (3553d)
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概要

言わずと知れた、世界最高の地図サービス。しかも無料。
もはや多くを語る必要もないレベルだが、その素晴らしさ故に改めて触れることとしたい。

何ができる?

地図を照会する

ごくごくスタンダードな使い方。3D表示も可能。
住所を入力すると、近くにあるホテルや飲食店および駅・公共施設などが表示されるのも良い。
なお、モバイルアプリからはベータ版だがカーナビ機能も利用できるとのこと。
「こうやってカーナビ屋さんも淘汰されてしまうのか」というのが正直な感想。

細かい場所はリアルな地図「ストリートビュー」で

プライバシー問題などで騒がれたこともある機能。

取引先への訪問時などに予め把握しておいたり、迷いやすい場所であれば前もって共有しておいたり、たまたま同郷の人と知り合った時や同窓生と話すときなどに共通の話題を見つけたり懐かしさに浸ったりと、用途は多い。

場所や経路を記憶しておく

競合サービスとしては乗換案内やNavitimeなどがあるが、Google MapsはiPhone/iPadユーザに食い込んだこと、それらモバイルとPC側の連携を確立したことがアドバンテージ。

殆どの人は毎日違う場所に移動したりしないわけで、「一旦探した場所を記憶しておく」「その履歴を複数の端末で共有できる」というのは一度味わうと病み付きになる便利さ。

モバイルアプリから現在位置からを使用した検索や照会

モバイルからだと、現在位置の情報を利用した「そこからの距離」「ここからの移動ルート」を把握できるのが強みで、車・電車およびバス・徒歩の3 wayが利用可能。

最早これは手放すことができず、ある日突然有料化されたとして、それが高価だったとして、私のような方向音痴は使い続ける他ない。

Googleアカウントとの連携

予め記憶させた自宅や職場の場所を呼び出したり、ログインしたアカウントごとに検索履歴をPC側と共有できるのもGood。

自分の好きな場所を記憶させておくことができる「マイマップ」も秀逸で、よく行く取引先、ルート営業先などを保存しておけば仕事も捗るというもの。

私は行きたいレストランやラーメン屋さんを複数のマップに登録するという使い方をしており、これは次のトピック「マイマップの活用例」で触れることとしたい。

ただしマイマップはモバイル側のアプリでは見ることができないので、iPhoneからだとMy Maps Editorなどのアプリを使用する必要がある。

マイマップの活用例

上記の任意に場所を保存しておくことができるマイマップだが、Google Mapsから一件一件登録を行うほか、CSV形式のファイルからの一括アップロードも可能となっている。
Excelのデータなどから加工すれば大して難しくないので、是非ご活用頂ければと思う。

ファイルレイアウト

用意すべきCSVファイルのレイアウトは、下記のいずれか。
1.【名前(name)、緯度(lat)、経度(lon)、説明(description)】
2.【名前(name)、住所(address)、説明(description)】
緯度と経度がわからないとGoogle Mapで正確な住所を取り込むことができないが、大抵はわからないだろう。
そのため、2のレイアウト作成を前提に以降の手順にて実施する。

前準備

AGtoKMLというツールをダウンロードしておく。ちなみに作者からの要望にて、商用利用しないこと。
次に、ネット上のどこかにファイルを保存できる場所を確保しておく。一番簡単なのはDropbox

Excel等で、上記のレイアウトを作成する

ヘッダ行として、一行目は必ずname/address/descriptionとすること。
このあたりは完全に人力。事前に用意してある住所録があれば尚Good。

AGtoKMLというツールで緯度と経度を補足し、KMLという形式のファイルを吐き出す

上記で保存したCSVファイルを開き、「すべての住所を検索」ボタンを押下。
これで住所を元に緯度と経度を自動で割り出してくれる。
ただ、カラーリングされた行は取得に失敗した行なので、それは手動で設定する。
「Mapを表示する」にチェックを入れると画面下部に地図が表示されるので、そこで調べる。
「MapからLatLon取得」ボタンを押すと、マップから緯度と経度を割り出してくれる。
なお、番地が多少ずれることがあるがご愛嬌。フリーウエアなんだから仕方ない。

その後「ファイルに保存」ボタンから「KMLで保存」を選択してファイルを吐き出す。
ちなみに、吐き出されたファイルのヘッダのみ一部修正が必要。

# <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>

# <kml>
ファイルの最初の2行を、下記に変更する。

# <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>

# <kml xmlns="http://earth.google.com/kml/2.2">

ネット上のどこかにKMLファイルをアップロード

どうもGoogle Mapsへのアップロード時にローカルPCからだとエラーになってしまう模様なので、事前にFTPなどでアップロードしておき、リンク先を把握しておくこと。
一番簡単なのはDropboxで、Publicに置いて右クリックから「パブブックリンクのコピー」でok。
同期が上手くいかない人はタスクトレイのアイコンを右クリックして「Dropbox Webサイトを開く」、Publicフォルダをクリックしてアップロードボタンから保存することで解決。その後、右クリックから「公開リンクのコピー」でURLを取得できる。

Google Mapsにアップロード

Google Mapsを開き、マイプレイスから地図を選択。新規作成したければ作成する。
画面左側のメニューから「インポート」を選択し、表示されるポップアップの下の方に上記3でアップロードしたURLを入力。
エラーになる人はKMLヘッダの更新漏れやファイルのアップロードが上手くいっているかなどを確認すること。

iPhoneやiPadでの表示

せっかく登録したのだから、モバイルデバイスでも利用したいが、iOS5以前の標準のマップや、アプリ「Google Maps」ではマイマップを照会することができない。
とはいえブラウザから見ると自身の位置情報が加味されない。どうしたものか?

そこで登場するのがフリーのアプリ「My Maps Editor」。
これを使いマイマップを保存したアカウントでログオンしておけば、PC側で登録したマップ情報を見ることができる。

なお、フリーのアプリ「AG2KML.exe」ではデフォルトのアイコンが黄色い画鋲のようなピンになっているため、変更したい場合はkmlファイルにある

http://maps.google.com/mapfiles/kml/pushpin/ylw-pushpin.png

http://maps.google.com/mapfiles/kml/pushpin/ylw-pushpin.png
という表記の部分を変更すること。
例:

http://maps.google.co.jp/mapfiles/ms/icons/restaurant.png

http://maps.google.co.jp/mapfiles/ms/icons/restaurant.png

どのURLを指定するかは、下記参考URLの「アイコン一覧表」をご覧頂きたい。

参考URL

あらまし

全iPhoneユーザーに教えてあげたいGoogleマップを使いこなす10個の覚え書き!
Googleマップの使い方。Googleアカウントでログインしてもっと便利に。
Googleマップでマイマップを作成する方法
Googleマップをさらに便利にする選りすぐりの5つの機能
Googleマップを使いこなそう!

マイマップ

大量データのマイマップの作り方
Excelの住所録を使ってGoogleMapのマイマップを制作する方法
アイコン一覧表
iPhoneでGoogleマップのマイプレイス(マイマップ)を表示する方法




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