得意先マスタ/ワンタイム得意先
Last-modified: 2020-01-09 (木) 11:40:45 (1541d)
得意先マスタの種類の一つで、マスタ化する価値の無い一見さんとの取引などに使用する、使いまわしマスタのこと。
コードを都度登録しなくても利用できるかわりに、名称や住所などは使用する都度に入力しなければならない。
概要 †
例えばモノの届け先においては「一回こっきりなのにマスタ登録する価値が無い」あるいは「所詮は届け先なので問題ない」。
交際費の支払先などにおいては個別にマスタ登録する理由がなく、厳密に運用しようとするあまり、例えばワタミの東口店と西口店をそれぞれマスタ登録するというのは、愚かなことだと考える。
そのため、節度を守って利用する分には問題ないという所見。
では、「節度を守らない使い方」とは何か?というと、ずばり売り先や買い先に使ってしまうこと。
管理や統制を考えれば、潔癖に言えば使用するべきではなく、例えば、よほど金額や数量が小さな場合でなければ、ワンタイム先に売った時点で殆どの場合は得意先与信は管理していないに等しい。
なお、SAPにおいては、これを使用することによるトラブルが散見され、SAP Noteが山程出ている。
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