成果物/議事録
定例進捗やステコミなどの諸々の打ち合わせのログのこと。
作成目的 †
プロジェクトにとっての目的 †
口頭で話した内容を文書化することで、合意したことも合意しなかったことも明確に認識を合わせることを目的とする。
後進育成の観点での目的 †
基本的には、新人か経験の浅いジュニアが作成すべきと考える。
それは何も雑用を押しつけるということでなく、各個を成長させるに必要なタスクだからである。
議事録作成をただのメモ取りと思ったら大間違いで、書き手にとっても意味がある。
見る・聞く・話す・まとめる能力を向上させる †
話している人間の傍らで見・聞き・話しつつ、手が追いつかない場面もあるため一時的な記憶領域を拡張させ、追いつかなければならない。
大雑把に言うと処理速度を上げることができ、これに慣れると左脳の瞬発力は間違いなく上がるはずだ。
書くべき内容を取捨選択し洗練させる †
議事録といっても流石に一言一句取る必要はない*1ため、何を拾いどのように書くべきかまとめる能力が磨かれる。
先達のやりとりから吸収する †
どのような議題を取り上げるべきで、顧客がどのような話題に関心を持ち、それに諸先輩方はどう受け答えするのか。
これはアジェンダの作り方に非常に参考になるし、紛糾しやすいところを押さえることで次のプロジェクトでも役に立つだろう。
また、恰好のいいところだけでなく答えられない時の答え方、立ち振る舞いも是非見ておこう。
作成単位 †
基本的にはMtgごとだが、課題の打ち合わせなどはサーバの課題管理表ファイルを開きながらプロジェクタで映し都度更新するというやりかたもある。
その場合は、発言者と日付は必ず記載すること。
作成担当 †
作成目的の通り、新人か経験の浅いジュニアがよいと考える。
が、人手が足りない時は勿論のこと、たまにはシニアが「こうやって書くんだよ」と手本を見せることも肝要。
作成タイミング †
Mtgの直後。
更新ルール †
基本的には、内部の抜け漏れチェックや「敢えてここは強く書かない」等の大人の話を吸収した後は更新しない。
顧客との共有後に更新したら、それはただの改竄である。
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