消費税管理/消費税登録番号

EU加盟国内の税務当局が各法人に割り当てる納税用の登録番号のこと。VAT登録番号とも呼ぶ。
自社については会社コード、それ以外の取引先は得意先マスタおよび仕入先マスタに保持する。

概要 †

税申告のためのレポーティングやフォーム出力などの要件を充足する。
会社が所在する国コード以外の国でも消費税登録番号を持つことがあり、これを自社はコンフィグ、取引先は得意先マスタの消費税ビュー或いは仕入先マスタの消費税ビューに国コード別に保持する。

販売管理での消費税登録番号 †

受注伝票および請求伝票では、会計伝票と違い受注先・支払人・出荷先など複数の登場人物があるため、どの消費税登録番号を使用するかルールを規定する必要がある。
IMGからのコンフィグで設定可能で、税分類の決定にリンクすることとなる。*1

• A（主に受注先）
  受注先
• B（支払人）
  支払人
• C（優先順位規則に準拠 (出荷先の仕向国)
  出荷先
• ブランク（優先順位規則）
  下記の優先順位で決定される。
  • ?〜支払人に消費税登録番号が設定され、且つ支払人と受注先が異なる場合
    税仕向国?および支払人で決定され、消費税登録番号と税分類が採用される。
  • ?〜上記?に該当しない場合
    出荷先に消費税登録番号が設定され、且つ受注先に登録されていない場合、税仕向国?および出荷先で決定され、消費税登録番号と税分類が採用される。
  • ?〜上記?にも該当しない場合
    税仕向国?および受注先で決定され、消費税登録番号と税分類が採用される。

注意

当サイトは、こちらに引越しました。
2021/09/30を目途に、当URLのコンテンツは削除する予定です。

お問い合わせはこちら