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物流管理/入荷伝票

Last-modified: 2016-02-17 (水) 12:12:10 (2985d)
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自社への在庫納入予定を表現する伝票のことで、Inbound DeliveryやInbound Shipmentと呼ばれる。

概要

主な用途は、下記の二つ。

販売返品の入荷

これは入荷伝票というよりかは、出荷伝票の亜流的に使用される。

出と入りで違うというだけで、販売管理におけるサブプロセスの伝票というだけなので、標準のLRまたは単純コピーしただけの伝票タイプが使われる。

しいて言えば、返品在庫を受け入れして返品の原因を認めてから出ないと返金はしない=入荷伝票参照の請求伝票登録であるか、返品と返金とをリンクさせない=返品クレメモ参照の請求伝票登録であるかの違いはあるが、それはまたコピー規則伝票フローといった別の話。

在庫仕入?の入荷

購買発注伝票の入庫予定を登録する。
伝票明細の「確認キー」以下に確認カテゴリとか納期とか数量を入れて、T-Code:VL31Nで入庫する。

これをシステムで管理するメリットを出す条件としては、まず第一に発注から納期までのリードタイムが長いこと。

短い場合、発注行為と倉庫や担当者に向けた連絡タイミングが殆ど同時であるわけで、発注と殆ど同時に倉庫に入荷を指示できるし、必要な情報は予め規定されてたり定型業務だったりする。

次に、「倉庫への入荷指示が発注時にはわからなかったり、その時点では決まっていない必須連絡事項がある或いは多い」ということ。

例えば大きな倉庫の場合に荷卸しポイントの指示が必要である場合などが考えられるが、倉庫側の都合もあるし日が近くならないとわかるわけがない。

逆に言えば、そういった事情がない場合は入荷伝票によるステータス管理や帳票出力などに価値がないといえる。
日本国内調達のように、オーダーすれば翌日や翌々日に納品されるような状況では、あまりバリューがない。

あるいは、発注・倉庫への連絡・納入検収の組織や担当者が分かれている場合。
「入荷指示が済んでいない発注は入庫処理ができない」なんて制御は、一連の流れを同じ人間が行うケースには無価値と言える。

こういった事情がないと、オペレーションが増える割にメリットが出ない。




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