財務会計/三分法
Last-modified: 2014-06-26 (木) 11:04:55 (3584d)
財やサービスの提供など企業の主たる営業活動の計上について、いくつかある仕訳の方法のひとつ。
三分割法とも呼ぶ。
概要 †
売上原価の把握方法のひとつで、費用である仕入・収益である売上・資産である商品勘定で表現する仕訳の方法となる。
その他の考え方としては分記法や総記法などがあり、三分法は分割法のひとつ。
他には五分法・七分法・九分法などがあるが、三分法で扱う勘定に関連する勘定を加味したもの、と解釈して差し支えない。
具体的な仕訳について †
例えば、期首商品が100、当月の仕入が500、期末商品が200だったならば、
- 仕入計上時
# 仕入 500 / 買掛 500
- 月末の仕訳
# 期首商品 100 / 商品 100
# 商品 200 / 期末商品 200
となる。
結果、P/L上は、当月の売上原価が期首商品100+仕入500−期末商品200=400となり、B/Sでは商品200。
関連 †
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