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財務会計/投資有価証券

Last-modified: 2016-04-06 (水) 14:40:23 (2934d)
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投資有価証券とは、有価証券のうち、関連会社株式や企業間の持ち合い株式などのうち、一年以上保有する債券や国債などを指す。

会計上は、売買目的有価証券および一年内に満期の到来する社債その他の債券以外の有価証券。



概要

投資有価証券は、貸借対照表において、固定資産のうちの「投資その他の資産」の一つに分類され、「市場性がある長期保有の満期保有目的の債券のうち満期到来まで一年以上あるもの」、「市場性のない、子会社株式や関連会社株式などの関係会社株式」、「親会社株式や取引先の株式および持ち合い株式等のその他有価証券に分類されるもの」を指す。

簡単に言うと、
・市場性があり長期保有の満期保有目的債権
・市場性がない関係会社株式(子会社株式・関連会社株式)
・その他有価証券
であり、具体的には新株予約権なども該当する。

評価

満期保有目的の債権→時価評価の対象外。償却原価法。
関係会社株式→時価評価でなく、取得価額で評価

有価証券と投資有価証券の違い

有価証券は、簡単に言えば流動性が高く短期(一年基準)に処分することができる資産であり、流動資産に分類される。

対して、投資有価証券は、長期的な投資目的で保有するものであり、それは単に満期が暫く先というだけでなく、近々の値動きにより処分するようなことはない。

もちろん短期処分するといっても投資は投資じゃん、という見方はあるのだが、一年基準によって分類されるという解釈で差し支えない。

ちなみに、処分した際の仕訳の勘定科目について、有価証券は営業外損益、投資有価証券は特別損益となる。

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