財務会計/財務諸表バージョン
Last-modified: 2014-06-26 (木) 11:05:13 (3563d)
レポーティングのために勘定コードを分類するユニットのこと。
これを定義することにより、標準にバンドルされている貸借対照表や損益計算書などが利用可能となる。
概要 †
- 特徴
勘定コード表レベルで定義し、属する勘定が全て対象となるため、割当の抜け漏れを防いだり、都合よく対照勘定を除外することで数字を弄ることができない。
- 定義する単位
何もひとつでなければならないということはなく、株主総会用、IR用、税務用などの用途に応じて定義できる。
繰り返しになるが、数字を弄ることはできず、グルーピングの単位 = 見え方を複数持たせることができるということ。
- 性質ごとにグルーピング
財務諸表は結局のところ勘定コード別の残高レポートであるが、勘定コードのままだと細かすぎるので、表示用にグルーピングする必要がある。
資産、負債、資本、収益、費用。なお、どこにも割り当てられていない勘定は、「未割当」というポケットに入る。これが鬱陶しい。
なお、詳細は番号範囲に譲るが、コードを割り当てる段の前提となるのがコード体系である。
これが定義されていれば、from〜toという指定ができるため、勘定コードが追加されてもケアしなくて済むし、そうでなければ涙目で一つ一つベタ指定していくことになる。
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