財務会計/資本取引
Last-modified: 2016-04-16 (土) 16:44:52 (2904d)
資本取引とは、通常の売買取引や経費の発生(損益取引)と違い、純資産の増減が発生する取引のこと。
英語で言うと、Capital Transactions。
概要 †
広義では国際間の有価証券売買など特定の取引を指すが、基本的には企業会計において損益の発生以外で純資産の変動が発生する取引のことで、損益取引と対を成す言葉。
資本取引と損益取引との区分 †
企業会計原則の一般原則のうち、資本利益区別の原則というものがある。
内容は、「資本取引と損益取引とを明瞭に区別し、特に資本剰余金と利益剰余金とを混同してはならない」というもので、少し補足すると資本取引の結果の剰余金たる資本剰余金と損益取引の剰余金たる利益剰余金をゴチャゴチャにするなということ。
何故かというと、期首における元本とそれを運用して得られた利益と、株主の払込資本と留保利益とは全然違うだろJKという話。
参考:
コトバンク 資本取引
企業会計原則 一般原則~資本利益区別の原則
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