財務会計/資産
Last-modified: 2014-06-26 (木) 11:05:15 (3564d)
一般的には、誰かが所有している物品・権利・現金および同等物のうち、価値が認められるものを指す。
会計上の意味合いでは、その企業や団体等が保有する債権や在庫・固定資産など、自分の持ち物のこと。
英語ではAsset(アセット)。BSに借方(俗にいう左側)がホームポジション。
概要
資産は以下の3つに分類され、詳細はリンク先を参照のこと。
- 流動資産
満期日が一年以上先の定期預金などを除く現預金、在庫などの棚卸資産、入金予定日が一年以内の売掛金や貸付金等の債権、有価証券等の短期金融商品。
要は、現金や預金および、一年以内に現金や預金になる予定のもの。(一年基準) - 固定資産
土地、建物、車両運搬具、システムおよびソフトウエアや法律上の権利、満期日が一年以上先の定期預金、投資有価証券、入金予定日が一年以上先の売掛金等の債権
要は、長期にわたって所有・利用する設備や機器と権利関係、あるいは入金や現金化の予定日が一年以上先となる預金や債権および金融商品など。 - 繰延資産
効果が数年にわたって及ぶため、一度に全額を費用処理することがそぐわない費用を資産として認識したもの。
要は、本来は費用なのだが、一度に全額を費用にすると期間損益計算?が適正でなくなってしまうため、資産として計上してから少しずつ費用として認識していこう!という性質。
そのため、本質は支払い済みの費用であることから、上の二つと違いキャッシュを生み出さず、現金化することはできない。
こういったものは資産という分類の中でも特別な存在であるため、商法によって、創立費・開業費・開発費・株式交付費・社債発行費の5つのみに限定されている。
参考URL
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