販売管理/税分類
その名の通り、販売管理の分野で消費税を決定するための分類。
購買管理でいう品目税区分。
概要 †
まず下準備コンフィグがあり、その後に価格まわりのコンフィグ、最後にマスタ設定となる。
事前定義 †
組織が取り扱う国コードの割り当て †
販売組織と流通チャネル単位で、その組織が利用し得るプラントを紐付けるコンフィグがあるが、ここで割り当てたプラントが属する国コードのすべてが、その組織での取り扱い対象国となる。
税カテゴリの定義 †
国コード+順序(n番という一桁の数字)に、条件クラス?が、D・G・+のいずれかである条件タイプを割り当てる。
ここで指定した条件タイプは、販売の消費税管理の世界で、税カテゴリと呼ばれる。
マスタへの設定 †
下記の項目を条件テーブルの切り口に加え、条件レコードを登録することで、条件タブを通して伝票明細に財務会計/税コードを割り当てることができる。
品目税 †
品目の販売ビューに、上述の販売組織+流通チャネルが取り扱う国コードごとに設定する。
補足として、保存先はいわゆる販売ビュー(MVKE)でなく、品目税分類(MLAN)となる。
しかし、MLANのキー項目は品目マスタ+国コードであり、構造として税カテゴリを持っておらず、ではどう表現されるかというと、事前定義パートで国コードや税カテゴリと紐付けた順序である。
もう少し解説すると、MLANの構造としてはTAXM1〜TAXM9まで定義されており、固定文字列TAXMと上記の順序をコンカチしてASSIGNし、設定していると考えられる。(つか、まんまその動き)
得意先税 †
得意先の販売ビューに設定する。
なお、格納先はTable:KNVIで、品目税と異なり得意先マスタ+国コード+税カテゴリ+得意先税分類と、シンプルな構造になっている。
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