販売管理/販売リベート
Last-modified: 2015-08-07 (金) 16:38:14 (3179d)
販売管理の世界において、一定期間に顧客に販売した商品の金額とその数量に応じて渡すキックバックのこと。
概要 †
返金契約とも呼ぶことができ、性質は売上値引きであるが、指定期間に顧客へ販売した数量などに基づいて支払いが行われる点が異なる。
販売リベート契約というマスタを使用するが、実体は条件テクニックで実現されている。
なお、「カラーにとして昔から与信管理がユルい」という業界があるが、それに対するヘッジとして利用されるケースもある。
具体的には、商いに応じた返金を年1〜2回実施するという方法が取られ、これは本来的には販売奨励や売上値引の性質を持つはずが、預かり金のような実態を持つことを意味する。
利用の仕方としてアリはアリなのだが、経理上の処理を工夫しないと特定の会計期間に返金分のマイナスがドカっと計上されることになるため、財務諸表上、望ましくない形で現れることとなる。
前提 †
- 販売組織別の有効化
T-Code:OVB1で実施。 - 得意先マスタ/販売エリアビュー
得意先リベート区分がOnであること - 請求伝票タイプ
Onになっていること。
まとめ前のメモ †
- あらまし
- リベート決済品目
特定の品目ではなく、特定の品目グループまたは得意先を対象とするリベートを作成することができ、リベート決済品目を参照して、品目レベルの情報を取得する。
リベートのクレジットメモを登録する際に、重要な情報源となる。
- リベート決済
販売累計額を基準としてリベートの決済を実行し、支払額でリベートクレジットメモ依頼が生成される。
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