販売管理/販売リベート契約
Last-modified: 2015-08-07 (金) 16:39:08 (3156d)
販売管理の機能のひとつであるリベートにおいて、顧客へリベートを支払うための情報を保持するマスタ。
概要 †
リベート契約タイプに基づいて契約マスタとして登録し、リベート契約で使用する条件タイプ、有効期間の初期値が設定できる。
ヘッダとしての支払人と有効期間、明細としての品目マスタの数量や金額を組み合わせることで、販売リベート契約を登録する。
販売伝票上は、価格決定表に検索順序割り当て済みの条件タイプを定義しておき、サービス提供日と支払人等がリベート契約マスタに合致するならば、条件マスタが読み込まれる。
その後、部分決済と呼ばれる定期決済および契約終了時の締めを表す最終決済が行われる度、費用と債務*1を計上することとなる。
前提 †
- 販売組織別の有効化
T-Code:OVB1で実施。 - 得意先マスタ/販売エリアビュー
得意先リベート区分がOnであること
まとめ前のメモ †
- VB(D
契約期間の延長ができるみたい。 - VB(7
部分決済/最終決済の実施
- リベート契約タイプ
「支払手続」項目で分割決済の支払額を、累計見越額まで・現在日付で計算された支払額まで・無制限の中から制限することができる。
なお、クレジットメモの登録により、見越額は相殺される。 - 契約ステータス
ヘッダレベルで保持する、ステータスのこと。コード 内容 A*2 未処理 B リリース済 C 決済済 D 最終的決済済 - 遡及リベート契約
リベート契約マスタの登録前の請求伝票も対象にすることができる。
ただし3つの有効化フラグが、その過去の時点で全て有効化されている必要がある。
リベート基準額は、以前に作成された請求伝票を含んだ形で累計され、リベート契約マスタに記録される。
以前に契約された請求伝票については見越額が自動的には累計されないため、見越額はマニュアル入力する必要がある。
リベート契約マスタ登録に作成されたリベート関連の請求伝票については、当然ながらリベート基準額と見越勘定の両項目が自動的に更新される。
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