ABAP/レポートプログラム

様々な意味を持ち、人によって指す意味が異なる。
しかし、よく使われる言葉。

概要 †

定義は、まさしく色々で、一般的に用いられることのある意味を下記に記す。

人によってどう解釈しているかに大きく依存するため、面談や仕様説明の際は、くどいと思われてしまうかもしれないが「それって、○○ってことですよね？」「ご存知かとは思いますが、○○という意図で書いています」等の確認をした方が良いかと思う。

• 各種レポートやフォームを出力するプログラム。
  SmartformやSVFといったものは使用しないレポートやフォームで、特にABAPレポートやALVレポートによるものを指す場合が多い。
• 実行可能なDynproでない（自動生成される選択画面1000以外を使わない）プログラムの総称
  追加した画面を使っていたら即ちレポートプログラムではない、とする人も。
• ダイアログプログラムと違い対話式でないプログラム
  要は実行ボタンを押したら結果が表示されるもの全般で、インタフェースプログラムや更新系も含む。暗黙のうちにこう解釈する人は少なくない。
• 一覧形式の照会系プログラム全般
  上記の「各種レポートやフォームを出力するプログラム」と重複するようにも思えるが、「一覧なら」「照会系なら」ということで、こちらの方が広い解釈。更新系はレポートプログラムじゃない、とする人は少なくない。
• Includeやモジュールプールモジュールプールと違い、単体で起動可能な実行可能プログラム
  過去に、こういう解釈をする人もいた。

いずれにせよ、「厳密な定義は○○なので、あなたの××という認識は間違っています」なんて言っていてもしょうがないので、とにかく認識に齟齬が出ないように気をつけたいもの。

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