ABAP/SET PF-STATUS
現在の画面あるいは一覧処理画面において、GUIステータスを割り当てる命令。
概要 †
用法 †
その名の通り、GUIステータスをセットする。
画面にGUIステータスを割り当てるわけだが、PBO?の処理までに割り当てておかないと、空のGUIステータスが割り当てられることとなる。
サンプル †
基本形 †
SET PF-STATUS status.
基本の「き」。
なお、システム変数SY-PFKEYには、GUIステータスの名称がセットされる。
別プログラムのGUIステータスを割当 †
SET PF-STATUS status OF PROGRAM prog.
デフォルトではメインプログラムのGUIステータスを適用するが、このオプションを使用することで別プログラムのGUIステータスが使用できるらしい。
・・・とはいっても、ボタンやら機能コードやらをプログラム間で共有するんかい!って話であるし、メンテ漏れやらダブルメンテやらの発生はもちろん、プログラム間で設計や実装の不整合が発生しやすい行為をワザワザすることもないかと思う。
特定の機能コードを無効化 †
MODULE status_0100 OUTPUT. APPEND 'CHANGE' TO fcode. APPEND 'SAVE' TO fcode. SET PF-STATUS 'Zxxx_0100' EXCLUDING fcode. ENDMODULE.
直接的に変数で指定することもできるが、内部テーブルで指定することもできる。
一覧処理だけのオプション †
AT LINE-SELECTION. SET PF-STATUS 'BASIC' EXCLUDING 'PICK' IMMEDIATELY.
このオプションを指定すると、「SET PF-STATUS」が現在の詳細一覧 (SY-LSIND) 以降のみではなく、現在表示されている一覧 (SY-LISTI) およびすべての後続一覧レベルに対して効果を持つようになる・・・らしい。
その他 †
画面処理に関連する命令は、SET SCREEN、CALL SCREEN、LEAVE TO SCREEN、GET PF-STATUS、SET TITLEBAR、LOOP AT SCREEN、MODIFY SCREEN?、SUPPRESS DIALOG、SET CURSOR、GET CURSOR?、SET HOLD DATA?、CONTROLS、REFRESH CONROLなどがある。
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