ABAP/インクルード

Includeと表記し、単体で実行可能なプログラムでないプログラム。*1
メインプログラムや汎用グループに参照するよう記述し、変数や定数をメインプログラムに依らず定義する。

利用するメリットとしては、

1. データ宣言部分を別箇所とすることで、単純に読み易くなる。
2. 同じような処理を共通化することで、開発効率を向上できる。
   ※但し、この用途であれば、本来的には汎用モジュールを使うべきことは補足しておく。
3. 定数を複数のプログラムで共有すれば、内容の変更を一括でき、影響範囲も全て把握できる。
   といったところ。

便利な反面、参照しているプログラム側とサブルーチンや定数が重複してしまう修正を行ってしまった際には関連するプログラムがイモヅル式にエラーとなってしまうので注意。

また、複数の要件で同時に変更したい場合などがあるため、インクルードに限らず共通的なオブジェクトを修正する際は移送依頼を分けておくこと。

注意

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