ABAP/データ型
Last-modified: 2016-01-02 (土) 15:00:13 (3008d)
データオブジェクトを生成する為の、型や長さなどの技術的な定義。
概要 †
3つの種類があり、そしてさらに定義によって3つのパターンに分かれる。
種類 †
基本データ型 †
基本データオブジェクトを作成する為のデータ型で、ひとつのデータを格納できる。
要は単一の変数。
構造データ型 †
構造を作成する為のデータ型で、複数項目をまとめたデータが格納できる。
テーブルデータ型 †
複数の構造データレコードを格納するためのデータ型で、行データ型とも呼ばれる、
定義レベル †
ローカルデータ型 †
定義したプログラム内でのみ利用する事ができるデータ型のことで、TYPES命令で定義する。
グローバルデータ型 †
ABAPディクショナリで定義済みのオブジェクトを参照したデータ型のことで、あらゆるプログラムから参照可能。
事前定義データ型 †
SAPで予め定義されているデータ型で、あらゆるプログラムから参照可能。
型 | 長さ | 標準長 | 内容 |
b | 1バイト | 1バイト整数 (内部) | |
c | 1~65,535 | 1 | テキスト項目 |
cursor | i型と同じ | i型と同じ | データベースカーソル |
d | 8 | 日付項目 | |
f | 8バイト | 浮動小数点数 | |
i | 4バイト | 4バイト整数 | |
n | 1~65,535 | 1 | 数値テキスト |
p | 1~16バイト | 8バイト | パック数値 |
string | 可変 | テキスト文字列 | |
s | 2バイト | 2バイト整数 (内部) | |
t | 6 文字 | 時間項目 | |
x | 1~65,535バイト | 1バイト | バイト項目 |
xstring | 可変 | バイト文字列 |
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