SAPのオブジェクト/ロックオブジェクト
Last-modified: 2014-10-27 (月) 19:27:30 (3440d)
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自分が登録・変更しようとしているデータを、ほかのユーザの変更から保護するためにあるリポジトリオブジェクトで、有効化すると、ロックするためのENQUEUE、解除するためのDEQUEUEそれぞれの汎用モジュールが生成される。
概要 †
自分が登録・変更しようとしているデータが、ほかのユーザの登録・変更とバッティングしてしまうと不整合が起きてしまうということは直感的に理解できることかと思うが、そのための手続きとして、このロックオブジェクトやそこから生成されるロックおよび解除用の汎用モジュールを用いる。
要は、いわゆる「データをつかむ」というもの。
ちなみに、ロックの解除については、プログラムの終了時に自動的に行われる。
まとめ前のメモ †
- ロックテーブルの在り処
ロックサーバの中、つまりメモリ上に存在する。
エンキューワークプロセスは、このロックテーブルの中を見てロックや解除を実施する。
- ロックサーバ?
エンキューサーバとも呼ぶ、データロックを行うためのサーバというか機能のこと。
トラフィック分散などの目的で複数サーバで構築している場合、基本的にセントラルサーバ内にロックサーバが構築される。
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