SAPの共通用語/集中アドレス管理
Last-modified: 2015-07-13 (月) 12:59:09 (3181d)
システムの全てのアドレス情報を一元管理する仕組みのこと。
概要 †
その昔、もう20年くらい前かと思うが、名称や住所などのアドレス情報は、マスタやカスタマイズ別に定義されており、個別管理されていたらしい。
しかしそれはアドレス情報に関連した仕様変更や不具合修正があった場合に全てのマスタやカスタマイズに対応しなければならないのか?という話であり、非効率でリスキーな方法と言える。
そこで、アドレス情報はアドレス管理テーブルで一元管理し、各マスタやカスタマイズにはアドレス情報を一意にするアドレス番号を持たせることで紐付けよう!というのが大まかなコンセプトとなる。
ちなみに、得意先マスタや仕入先マスタの一般ビューに名称や住所情報を格納する項目があるのは、集中アドレス管理が採用される前の名残りと思われる。
まとめ前のメモ †
国際アドレスバージョン †
アドレスレイアウトキー †
- アドレスレイアウトキー
- 得意先マスタや仕入先マスタ登録時のプレビュー
各データからのつながり †
各データと集中アドレス管理におけるアドレス番号(ADRC-ADDRNUMBER)とつながりは、下記の通り。
コンフィグ系 †
- 会社コード T001-ADRNR
- プラント T001W-ADRNR
- 保管場所 TWLAD-ADRNR
- 場所 T499S-ADDRNUM
- 販売組織 TVKO-ADRNR
- 営業所 TVBUR-ADRNR
- 出荷ポイント TVST-ADRNR
- 輸送計画ポイント TTDS-ADRNR
- 人事領域 T500P-ADRNR
マスタ系 †
伝票系 †
- 販売伝票の取引先機能 VBPA-ADRNR
- 受注伝票 VAKPA-ADRNR
- 出荷伝票 VLKPA-ADRNR
- 請求伝票 VRKPA-ADRNR
- シップメント伝票 VTPA-ADRNR
- 購買依頼伝票 EBAN-ADRNR
- 購買発注伝票 EKKO-ADRNR、EKPO-ADRNR、EKPO-ADRN2
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