SAPの共通用語/伝票フロー
Last-modified: 2016-02-23 (火) 12:44:44 (2956d)
伝票と伝票の繋がりを保持したつながりのこと。
概要 †
会計伝票における伝票フロー †
この機能は基本的にはロジスティクス分野のものであるが、T-Code:ALO1の関連伝票ブラウザにて、指定した区分の伝票に関連する伝票の抽出ができる。
ロジ機能と違い、収益性分析伝票や利益センタ伝票も含めてブラウズできる。
グローバルトレード管理における伝票フロー †
テーブル:WBHF、WBGT
T-Code:WB23やWTEWより、トレード契約を軸とした全伝票の照会が可能。
(収益性分析や利益センタ会計の伝票は、例えば請求伝票などの主伝票より辿るが)
ヘッダ・明細というよりは、トレード契約を軸にした全ての伝票を照会する。
なお、T-Code:FI_DRILL_DOWNにて、会計伝票を軸にしたグローバルトレード管理のフローの検索が可能
販売管理における伝票フロー †
テーブル:VBFA
出荷伝票であれば出荷→請求など、照会している伝票からのフローを照会可能。
ヘッダ・明細のビューは切り替え可能。
例えば受注伝票の数量すべてが出荷伝票で割り当てられ出庫されるまでは出荷完了とならないなど、数量が重要な判断基準となる。
購買管理における伝票フロー †
テーブル:EKBE
購買発注伝票を軸とした照会が可能で、明細レベルの照会に限る。
仕入先請求伝票における伝票フロー †
misc †
- 伝票フローから、MB03でなくMIGOで入出庫伝票を照会する
ロジ系の伝票フローから入出庫伝票を照会する場合、MB03が起動されるが、これをMIGOにするSAP Noteがある。(729408 - 伝票フロー: MB03 ではなく MIGO での品目伝票照会)
簡単に言うと、ユーザパラメータ RV_DOCFLOW_MIGO にXをセットすればok。
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