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SAPの構成

Last-modified: 2015-08-07 (金) 16:28:42 (3179d)
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SAPの「つくり」について。
移送についてはベーシスの項を参照のこと。



構成

SAPシステムはプレゼンテーション層・アプリケーション層・データベース層の3つの層から構成され、別名であるR/3の3はこれを由来としている。

R/2の後継だからR/3というわけではないし、R/3の次がR/4であるわけではない。

プレゼンテーション層

システムの画面出力/入力をメインに行い、ここの開発としてDynproなどを設計/実装する。
代表的なUIとして、SAP GUIが存在ある。

アプリケーション層

プログラムの実行を主に行い、下記のものがある。

ディスパッチャ

プレゼンテーション層から、プログラムの依頼を受け取り、適切なワークプロセスへ処理を回す。
また、ワークプロセスから返ってきた処理結果をプレゼンテーション層へ渡すという仲介役でもある。

ワークプロセス

ディスパッチャからプログラムの依頼を受け取り、WPとも略すプログラムを実際に処理する部分。
ロック管理WP・更新WP・ダイアログWPなどワークプロセスには各々役割が決まっており、処理結果をディスパッチャへ渡す。

データベースインターフェース

アプリケーション層とデータベース層の仲介を行う。
Open-SQLをNative-SQLへ変換したり、バッファを利用する事ができる。

バッファ

一度データベースへアクセスを行ったデータを、一時的にアプリケーション層におくことができる場所。

データベース層

システムに必要なテーブルやデータが存在する。リポジトリもここ。

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