自社倉庫や外部倉庫業者へ、品目在庫の出荷を指示する[[フォーム>アドオン/フォーム]]。
出荷指示書、Delivery Order(デリバリーオーダー、D/O、DO)などと表記する。
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* 概要
出荷指図は、倉庫に対して、いつ・どこから・どこに(誰に)・何を・どれだけ・いつまでに出荷するかを通知し、その通知に従い出荷業務を行うために発行する。
SAPの出荷関連機能には、ピッキングや梱包というステータスおよびデータがあり、それらの業務をシステムに入力する受け皿はあるのだが、大仰なプロセスを踏んでいない場合などは、出荷を指図する→出荷するという2 Stepのみで出荷業務を管理している会社は少なくない。
そうであるか或いはそうでないかによって記載する情報に増減はあれど、本質としては、上記の通り出荷業務を抜け漏れなく行うためのものと考えて良い。
なお、出荷を指示するこの書面を元に配送が行われるが、その際、顧客または納入先へ納めるに[[納品書>販売管理/納品書]]も同時に出力することも多い。
ちなみに、出荷伝票あたり一枚の出荷指図が発行されるケースのほか、出荷伝票の明細ごとに指図書を発行し、倉庫では積荷ごとにその明細別に印刷した紙をベタっと貼り付けて分類するケースなどもある。
ペーパーレスが叫ばれて久しいが、まだまだ現場(特にホワイトカラー以外)では、間違えたり分り易くしたりするという意味で、形のある「紙」という存在が重要だったりする。
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