得意先および仕入先補助簿の管理要素のひとつ。
----
#contents
----
* 概要 [#s538bbed]
ロジで言う[[特殊在庫区分>在庫管理/特殊在庫区分]]のようなもので、得意先および仕入先補助簿において、''通常の取引および残高''と''それ以外の取引および残高''を切り分けることができる。
なお、仕入先補助簿においても利用可能ではあるが、債務管理においては、そもそも金は払う側が強いため自社側が主導となることが多いこと、また支払うというアクションは自社側がトリガとなるため、管理要件の多くはAR側となるかと思う。
この機能を利用せずとも補助簿の中での切り分けは可能だが、その場合は勘定を分け且つ都度伝票に入力する必要があること、レポーティングにあたってはInclude/Excludeを選択条件に逐次入力しなければならないことなどがデメリットとして挙げられる。
** 機能の概要 [#p0e0593d]
-特殊仕訳コードと[[勘定コード>財務会計/勘定コード]]を紐付けることができる
入力者は、計上する勘定を直接入力せずに選択することができる。
-レポーティングの切り口になる
標準レポートにある、「特殊仕訳を含む/含まない」という形式で抜き出すことができる
-伝票ステータスの切り分け要素になる
-[[備忘明細>財務会計/備忘明細]]を利用した前受プロセスなど、他の機能との連携
** 利用例 [#we0d95a6]
-通常のARと[[手形>財務会計/手形]]や前受金などを切り分ける
-[[与信管理]]では基本的にワクを超えるか否かという判断しかないため、リスク別にARの残高を分ける
-特定の取引を[[支払プログラム>財務会計/支払プログラム]]の対象から外す((支払保留と違い、支払自体はPendingとしない場合))
~
~
CENTER:【スポンサードリンク】
#htmlinsert(amazon_book_sap_system_implement)
~
~
----
#pcomment(reply)