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一般的には、誰かが所有している物品・権利・現金および同等物のうち、価値が認められるものを指す。
会計上の意味合いでは、その企業や団体等が保有する債権や在庫・[[固定資産>財務会計/固定資産]]など、''自分の持ち物''のこと。
英語ではAsset(アセット)。[[BS>財務会計/貸借対照表]]に借方(俗にいう左側)がホームポジション。
* 概要
資産は以下の3つに分類され、詳細はリンク先を参照のこと。
-''[[流動資産>財務会計/流動資産]]''
満期日が一年以上先の定期預金などを除く現預金、在庫などの棚卸資産、入金予定日が一年以内の[[売掛金>財務会計/売掛金]]や貸付金等の[[債権>財務会計/債権]]、[[有価証券>財務会計/有価証券]]等の短期金融商品。
要は、現金や預金および、一年以内に現金や預金になる予定のもの。([[一年基準>財務会計/一年基準]])
-''[[固定資産>財務会計/固定資産]]''
土地、建物、車両運搬具、システムおよびソフトウエアや法律上の権利、満期日が一年以上先の定期預金、[[投資有価証券>財務会計/投資有価証券]]、入金予定日が一年以上先の[[売掛金>財務会計/売掛金]]等の[[債権>財務会計/債権]]
要は、長期にわたって所有・利用する設備や機器と権利関係、あるいは入金や現金化の予定日が一年以上先となる預金や[[債権>財務会計/債権]]および金融商品など。
-''[[繰延資産>財務会計/繰延資産]]''
効果が数年にわたって及ぶため、一度に全額を費用処理することがそぐわない[[費用>財務会計/費用]]を資産として認識したもの。
要は、本来は[[費用>財務会計/費用]]なのだが、一度に全額を費用にすると[[期間損益計算>財務会計/期間損益計算]]が適正でなくなってしまうため、資産として計上してから少しずつ[[費用>財務会計/費用]]として認識していこう!という性質。
そのため、本質は支払い済みの[[費用>財務会計/費用]]であることから、上の二つと違いキャッシュを生み出さず、現金化することはできない。
こういったものは資産という分類の中でも特別な存在であるため、商法によって、[[創立費>財務会計/創立費]]・[[開業費>財務会計/開業費]]・[[開発費>財務会計/開発費]]・[[株式交付費>財務会計/株式交付費]]・[[社債発行費>財務会計/社債発行費]]の5つのみに限定されている。
* 参考URL
[[Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B3%87%E7%94%A3]]
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