一覧処理において、[[機能コード>ABAP/機能コード]]が割り当てられたアクションを拾うための[[イベントブロック>ABAP/イベントブロック]]。
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#contents
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* 概要 [#fa7f1d96]
** 用法 [#q20b81d7]
用法は、まんま上記のとおりなのだが、「AT USER-COMMANDをトリガしない動作」に触れた方が早いかもしれない。
-一覧処理でない[[機能コード>ABAP/機能コード]]の処理。[[Dynpro>ABAP/Dynpro]]は言うまでもなく、選択画面なら[[AT SELECTION-SCREEN>ABAP/AT SELECTION-SCREEN]]。
-[[機能コード>ABAP/機能コード]]PICK~[[AT LINE-SELECTION>ABAP/AT LINE-SELECTION]]をトリガ
-PF01-24~[[AT PFxx>ABAP/AT PFxx]]をトリガ
-%で始まる[[機能コード>ABAP/機能コード]]~システム機能として解釈されるため
|機能コード|機能|h
|%CTX|コンテキストメニューの呼出|
|%EX|終了|
|%PC|ファイルに保存|
|%PRI|印刷|
|%SC|検索|
|%SC+|検索続行|
|%SL|オフィス内を検索|
|%ST|レポートツリーに保存|
-SAP標準として定義されているであろう[[機能コード>ABAP/機能コード]]
|機能コード|機能|h
|BACK|前画面|
|P-|前ページまでスクロール|
|P--|第一ページまでスクロール|
|P+|次ページまでスクロール|
|P++|最終ページまでスクロール|
|PFILE name|アプリケーションサーバの標準ディレクトリの中で、標準の文字表記によって abap.lstと命名されたテキストファイルの中に一覧行が保存されます。name を使用して名称を入力した場合、その名称は小文字へと変換され、ファイル名として使用されます。|
|PL-|ページの先頭行までスクロール|
|PL-n|n行前にスクロール|
|PL+|ページの最終行までスクロール|
|PL+n|n行後にスクロール|
|PNOP|効果なし|
|PP-|1ページ分前にスクロール|
|PP-n|nページ分前にスクロール|
|PP+|1ページ分後にスクロール|
|PP+n|nページ分後にスクロール|
|PPn|nページ目の先頭までスクロール|
|PRI, PRINT|印刷|
|PS--|先頭列までスクロール|
|PS++|最終列までスクロール|
|PS-|1列分左にスクロール|
|PS-n|n列分左にスクロール|
|PS+|1列分右にスクロール|
|PS+n|n列分右にスクロール|
|PSn|n列目までスクロール|
|PZn|n行目までスクロール|
|RW|取消|
** サンプル [#c87100ba]
AT USER-COMMAND.
CASE SY-UCOMM.
WHEN 'Z001'.
[[CASE>ABAP/CASE]]文で分岐させることが多い。
* その他 [#rca375ce]
一覧処理に関連する命令には[[WRITE>ABAP/WRITE]]、[[AT LINE-SELECTION>ABAP/AT LINE-SELECTION]]、[[TOP-OF-PAGE>ABAP/TOP-OF-PAGE]]、[[END-OF-PAGE>ABAP/END-OF-PAGE]]、[[AT PFxx>ABAP/AT PFxx]]などがある。
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#pcomment(reply)