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物流管理/出荷伝票 の変更点

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[[出荷管理>物流管理/出荷管理]]における主伝票で、Outbound Deliveryとも呼ばれる。
Outbound Shipmentという呼称もあるが、[[シップメント伝票>物流管理/シップメント伝票]]があるのでややこしく、Outbound Deliveryと呼ぶ方がよいだろう。

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* 概要 [#u1cc50dc]
[[出荷管理>物流管理/出荷管理]]における全ての処理の基本となる[[伝票>SAPの共通用語/伝票]]で、この内容を元に様々な出荷関連処理を実行する。
伝票ステータスによって出荷処理の処理状況を確認することが可能。

出荷ステータスは、[[出庫転記日>物流管理/出庫転記日]]を元に[[出庫確認>物流管理/出庫確認]]されることで完了となる。

** 構成について [#qd169660]
いつも通り[[出荷先>得意先マスタ/出荷先]]・[[出荷ポイント>物流管理/出荷ポイント]]・[[輸送経路>物流管理/輸送経路]]などヘッダと[[品目>品目マスタ]]や数量などを持つ明細で、同じような情報が双方にある場合は明細情報が優先される。

-[[出荷伝票タイプ>物流管理/出荷伝票タイプ]]
-[[出荷明細カテゴリ>物流管理/出荷明細カテゴリ]]
なお、[[梱包材>品目マスタ/梱包材]]明細など[[受注伝票>販売管理/受注伝票]]を参照しない場合には[[出荷明細カテゴリ>物流管理/出荷明細カテゴリ]]がコピーされないため、[[出荷伝票タイプ>物流管理/出荷伝票タイプ]]・[[品目マスタ]]の[[明細カテゴリグループ>品目マスタ/明細カテゴリグループ]]・[[明細用途区分]]・[[上位明細カテゴリ]]により決定される。

** 登録について [#e67e6f31]
出荷伝票は、出荷予定の受注伝票の[[出荷ポイント>物流管理/出荷ポイント]]ごとに登録できる。

[[受注伝票>販売管理/受注伝票]]から複数の[[出荷伝票>物流管理/出荷伝票]]を登録可能・・・というより、明細の[[出荷先>得意先マスタ/出荷先]]や[[出荷ポイント>物流管理/出荷ポイント]]が異なる場合は伝票が分割され、逆にこれらの項目が同じ場合は複数の[[受注伝票>販売管理/受注伝票]]まとめることも可能。
他の分割条件には、[[販売組織>販売管理/販売組織]]、[[一括納入区分>販売管理/一括納入区分]]、[[与信勘定>与信管理/与信勘定]]などが挙げられる。

なお、登録時の選択日付は[[品目利用可能日]]を意味する。
なお、登録時の選択日付は[[品目利用可能日>ロジスティクス共通/品目利用可能日]]を意味する。

* まとめ前のメモ [#a0d65177]
-[[出荷伝票モニタ>物流管理/出荷伝票モニタ]]
-[[転送指図>物流管理/転送指図]]の自動登録
ヘッダ[[出力>出力管理]]で[[出力タイプ>出力管理/出力タイプ]]WMTAを設定すると、[[転送指図>物流管理/転送指図]]の自動登録が可能らしい。
もちろん、明細の少なくとも一つが[[WM>物流管理/倉庫管理]]の対象でなければならない。
-ユーザ固有の納入伝票日付
出荷計画で決定された日付の他に、出荷伝票のヘッダにユーザ固有の日付を登録して、計画値と実績値の分析などに使用できる。

** 日付項目について [#of211e69]
出荷伝票は、SDの入り口となる受注や売上を起こす請求伝票と比べると、なんとなく軽んじられやすい伝票だったりする。

しかし、「ピッキングだけ」や「在庫が落ちればいいや」だけでなく、本来的な出荷業務をちゃんと管理しようとした場合、物流の流れやそれらの日付系を管理する要件がある。
そこで、Append項目などを設定するのも一案なのだが、日付項目はカスタマイズで追加/変更を行うこともでき、伝票ヘッダの日付タブに保持することも可能であるため、安易にアドオンをせず標準を活かす道も模索してみよう。


-物流管理>出荷管理>基本出荷機能>日程計画>他の納入期限>設定:納期
ここで「論理時間」とかいうのを定義。「ETA Begin」と「ETA End」とかfromとtoそれぞれにあたるもの。
-物流管理>出荷管理>基本出荷機能>日程計画>他の納入期限>設定:イベント
ここで「イベントタイプ」を定義。Aliasは、画面上に表示されるタイトル。
ソレ単位で、上で定義した「論理時間」をfromとtoそれぞれに割当。
-物流管理>出荷管理>基本出荷機能>日程計画>他の納入期限>登録:イベントグループ
ツリーメニューの上の方で、TemplateとそのAliasを定義。
ツリーの下のほうで、Alias単位の「イベントタイプ」やソート順序(並び)を設定する
-物流管理>出荷管理>基本出荷機能>日程計画>他の納入期限>割当:プロファイル
出荷伝票タイプごとに、TemplateのAliasを割当。

** 納期の提案 [#qcc6c35f]
①販売伝票タイプに対して、日程計画の設定を行う
②出荷ポイントのカレンダ設定により、出荷ポイントの稼働日が提案される
③輸送経路のカレンダ設定により、輸送作業の稼働日が提案される
④出荷先の荷渡ポイントのカレンダ設定により、客先の受け入れ稼働日が提案される

注意点① / 当たり前の話だが、先方が納期を指定してくるケースについては④の提案は不要(客先が指定した納期が非稼働日である可能性は低いため)
注意点② / インターネット等の注文のケースでは、発注日から納期可能日を算出する順日程を①に設定するが、先方が納期を指定してくるケースについては、基本的に逆日程で調整されるケースが多い。
注意点③ / 納期提案については、提案値であり、手動で指定した期日を優先して利用することが可能であり、業務を考えて使い分ける事が大事。


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